合わない入れ歯を入れ続けたら危険
和歌山市インプラント酒井歯科歯科衛生士の山口です。
使用している入れ歯が合わない、入れ歯に慣れない等の理由で、入れ歯を使わなくなったという方は多くいるのではないでしょうか。
しかし、入れ歯入れずに歯のない所を放置していると、様々な問題が出てきます。
会話、摂食、嚥下に悪影響を及ぼすと言われています。
歯が1本抜けただけでも、人間の噛む力は、とても弱くなります。例えば、下の奥から2番目の歯が1本無くなっただけで、噛む力は3割も衰えます。しっかり噛むことが出来ないため、胃腸への負担も大きくなります。
抜けた歯の隙間を埋めようと、他の歯がズレてくることもあります。例えば、抜けた歯の前後が倒れてきたり、抜けた歯の上又は下が突き出てきます。こうなると、後から入れ歯を作ろうと思っても作れなくなってしまいます。
さらに、抜けた歯の影響で噛み合わせが変わってくると、体のバランスが崩れてしまい、転倒することも多くなります。高齢者の場合は、転倒による骨折がきっかけで、寝たきりになってしまうことも多いので、無視することはできません。
入れ歯を入れないでいると、身体全体に悪影響を及ぼしますので、入れ歯が合わない場合は、歯医者（歯科）で調整してもらって、入れておくようにしましょう。
また、総入れ歯場合 噛み合わせが調整されていないと、食事などの時は、総入れ歯が口の中で動きまわって上手く食べることが出来ません。食べる時は、噛むだけでなく、こすり合わせることで飲み込みやすくことが出来るのです。
自分の入れ歯は、保険内で作った入れ歯だから合わなくても仕方ない、と諦めてしまうと、口の中が傷ついて口内炎になりやすくなります。
また、合わないからといって入れ歯を付けないでいると、顎の筋肉がどんどん低下していき、認知症の原因にもなります。
入れ歯は、一度作ったら長く使えるように、定期的に歯医者（歯科）でメンテナンスしてもらうことが大切です。歯の状態に合わせて調節したり、作り直したりすることで毎日美味しく食事を食べたり、大きな口を開けて笑うことが出来るのです。
和歌山市には口コミで評判の良い歯医者が多くあります。
入れ歯で困っている方は諦めずに、歯医者（歯科）で診てもらいましょう。
高額な費用をかけて自分に合った入れ歯を作ることは出来ても、技術力のある歯医者（歯科）に出会えなければ、自分にぴったりの入れ歯を作ってもらうことは出来ません。
